鍼灸 、専門学校生、東洋医学、

メイ、鍼灸師になるってよ。

2017年4月、女25歳。鍼灸専門学校入学をきっかけにはじめたこのブログ。2020年ついに鍼灸師としての一歩を踏み出します。

ねんしん

今日は、いいお天気ですね。

 

ちょっと最近体調が思わしくなくブログも滞っておりました。ぺこり。

 

学校でも11月に入ってバタバタと風邪っぴきが増え、空席が目立つようになってきました。皆さんもどうぞお気をつけて。

体を冷やさず、寒くても適度に運動して、美味しく旬を食べて頑張りましょう。

 

最近の実技授業では基礎練が主なのですが、撚鍼につまづいております。。

 

銀の鍼は細くてすこーしの力でもたわんでしまったり、折れ曲がったりします。

 

皮膚を貫通させるのも結構大変。

 

これをくるくるとひねりながら、体の中へ細胞を掻き分けて進むわけですが、

(掻き分けてるというのは比喩のつもりですが)

 

むずかしーんだ。

 

組織を引っ掛けてしまうと痛いのなんの。

毛穴とかに入ったらそれもまた痛いのなんの。

 

あ、あれですよ、鍼がみんな痛いわけじゃないからね。うまくいけば痛くないです(はず)。せんせいのは痛くなかった。

 

 

コツコツと日々努力あるのみ、ですね。

 

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良い一日をお過ごしください。

ふと、ガラスに映る自分が…

電車に乗っていたら、

 

ふと前方を見上げると私自身が扉のガラスに映っていた。

 

あ、わたしだ。

 

と思う。

 

しかし、そのあとすぐに、

 

これは私なのか?

 

とまるで病み上がりの物書きみたいな問いが浮かんでしまった。

 

普段疑いもなく私だと思っているこの個体、肉体は、ほんとに私なのか??

 

しかし私はこの身体の全てを知らない。

 

いま、この瞬間も、そして死ぬまで動き続ける心臓の感触をしらない。

 

脊髄が血液を作る過程を感じない。

 

右手を動かす神経の速さについてゆけない。

 

腰から足がだるい原因を取り除きたくても、方法がわからない。

 

これはほんとに私?

 

 

 

…人体は解剖され、生理を突き止めた、と、科学によって説明できると思いがち。けどまだまだ人体や生命の謎は深く深く、本当にロマンがあるとおもう。

 

東洋医学では人を小宇宙に例える。

 

まさに。

 

こんな身近に宇宙があったんだな。。

F-style 鍉鍼という刺さない鍼

ていしん という鍼の種類をご存知でしょうか?

 

今日は船水先生の学生向け鍉鍼講座に参加してきました。

 

船水先生の魅力に引き込まれ、鍉鍼のポテンシャルに興奮を覚え、台風直前の悪天候にも関わらず多くの学生が集まり、約4時間ほぼぶっ通しの集中力を発揮していました。パチパチ〜。

(船水先生、素敵です。学校にあんな先生が居てくれたら嬉しいよなぁ…!)

 

 

東洋医学の考え方から鍉鍼についてお話してくださいましたが、わかりやすく楽しく!刺さない優しい鍉鍼にとても興味深々です。

 

「ていしん」と打つとすかさず「挺身」と予測してくれるわたしのiPhoneも、きっと直ぐに「鍉鍼」を覚えてくれるでしょう。笑

 

 

さざなみ、というオリジナルの鍉鍼は勉強会に参加すると少しお手軽に購入できます(というか勉強会でしか売ってもらえませんが)。

今回わたしは(高価だったので)足踏みし購入しませんでしたが、キチンと訓練していけば本当に良いものだなと思います。鍼は痛いという先入観を持たれがちです。また子供などにやるのは少し気がひけるという方々にも安心してできます。

とくに災害時に衛生面が心配される場面では本当に重宝されますよね、だって刺さないから!

 

 

 

アメリカなど海外でも活躍する船水先生のお話は刺激的です。

 

鍼灸は日本では広く認知されているようで、しかしその効果や背景について(気とか経絡、など)は眉唾と思われがちで、じつは「気」などの概念はアメリカのほうがすんなり信じてくれたりするそうです。

 

良いものは良い、といえる文化にすこし差がありそうだなと感じました。

 

 

 鍉鍼、おもろい!

ぜひ今後も学んでいきたいっす。

 

ありがとうございました!

 

 

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なぜ鍼灸なのか 〜私が鍼灸師を志した理由〜

こんにちは。寒さに弱いmeiです。

 

今日は久しぶりに近所の鍼灸院へ行ってきました。

結構頭痛が頻繁になってきたり、持病?の右足が悪化すると治療してもらいに行きます。

そこの先生は積聚(しゃくじゅ)という療法を行います。

これは非常にやさしい治療法です。ほとんど刺入しません。先生のお灸は結構熱いけど、すごく気持ちがいいです。

私はいつもすぐ、くかーと眠りに落ちてしまします。

 

鍼って痛そうだし怖いな、という方は一度お試しください。

 

 

さて、前回の終わりに、鍼灸との出会いを書くと宣言しましたので。。

 

 

出会いその壱

私の鍼灸との出会いは案外早くてですね、小学校とか、そのくらいの年代だったと思います。

というのも、叔父が鍼灸あん摩の有資格者だったのです。

 

しかし、叔父から鍼灸治療をがっつり受けていたという記憶はあまりなく、

叔父が勉強して拾ってきた他のいろんな治療法の実験台(とまでは酷くないけど笑)になっていました。笑 

 

正確に言えばこれが出会いになりますね。

 

その叔父のおかげで、鍼灸はもちろん、その他”見えないけどあるもの”系に対する疑問や抵抗などは全く持たずに育ちました。

 

今思えばかなり叔父の影響を受けて育ったなぁと思います。

 

鍼灸の道に行くと言った時はいっちばん強く反対されましたけどね。笑

 

有難い存在であります。

 

 

出会いその弐

大学時代になってから、割とハードな運動部に入り、そこでがっつり鍼にお世話になりました。

 

普段は身体がめっちゃ疲れた時とか、どこか痛めた時とかに利用していたのですが、

一時期、心身ともにダウンした時がありありまして、そこで初めて「鍼って精神的な疾患にも効くのか!」と実感したのでありました。

 

正直、本当に悪かった時期のことはあまり覚えていないのですが、財布の中にはやたらと病院の診察券があったり色々助けを求めてさまよった後だったので、余計にありがたく、感銘を受けたのかもしれません。

 

 

 これがざっくり私と鍼灸の出会いです。

 

ふたつめの出会いと、その鍼に救われた経験おかげで、私は鍼のすごさを割と信じられているわけですが、これが鍼灸師を志すきっかけにも当然関わってくるのでした。。

 

 

では最後、長くなりそうですが、鍼灸師を志した理由…についてまた次回書こうと思います。

 

寒くなってきましたが、みなさま風邪引かないように!あったかくして週末をお過ごしください。

 

では

 

 

辞める理由は星の数ほどある。

こんばんは。 meiです。

 

 テストも終わり、十月より後期に入りました。

日が短くなってゆくのは、どうも寂しさを覚えますね。。

 

 

そろそろ、少しは鍼灸を学びたいと思ったきっかけなんかも話していこうかなと。

 

そのまえに、聞いた話ですが、

万が一テストに躓いてしまったりすると、この時期はどうやら悩みの時期のようです。学費の納入も合間ってこのまま続けてもいいものか…と不安になったりもするそうです。(よーわからんが)

 

ふと、大学時代の部活を思い出しました。

辞めたい、という日常茶飯事の悩みの相談に乗ると、わたしは決まって、彼らを引き止めていました。

立場の問題もあるし、辞められて嬉しいわけがないですからね。

 

でも結局、どちらが正しいのかはわかりません。おそらく誰にも分かりません。

きっと何年か後に悩んだ本人が振り返って決めることでしょう。

 

だから、ここで挫けてしまうのも、励まされて踏み止まるのもご本人の自由ですね。

 

 

でもね、、とても気の毒です。

 

やはりもう入ってしまったので、あらゆる手を尽くしてやる気をすこしずつ充満させて行って欲しいなと思います。

 

学校はただスタートラインに立つために、靴を履いたり体操着に着替えたりする準備でしかありません。(と思う)

 

“たかが”そんなものに、挫かれてほしくないです。

 

がんばろうよ!

 

と、心の中でエールを送っています。

 

 

………。

 

つづく。

 

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題名と関係ない 話になってしまいました。

次回こそ、まずは鍼灸との出会いについて書きます。

 

(そんな引っ張る話でもないやろ!とつっこみが聞こえて来そうです。なんか自分の話に持って行きづらくなったので…)

 

ほな、また!

 

 

9/26 医療英語

こんばんは。meiです。

あれ、なんか更新頻度が増えつつある…?!

 

帰りの電車に揺られながら、短いものでもその日のことを書いたらいいじゃないか!と思い至り、チャレンジ中です。

 

 

今日は実技と医療英語の授業。

医療英語は1ヶ月ちょいしか授業がないですが、必須なんでしょうか、カリキュラムに含まれております。

 

英語は、まあ出来れば役には立ちますよね。いつか。もしかしたら日本語がわからない患者さんが来たり…もしかしたら外国の方に鍼ってなに?って聞かれた時とか…??

 

んー、授業必要かなぁ。笑

 

論文読んだりするのには医療系語彙を増やさなきゃいけないので、うん、有り難いですが、

 

いま1ヶ月ぽっちやっても、、、、なぁ…

 

ってところが正直な感想です。

 

ましてやクラスのメンバーの語学力だって当然差がありますから、、

 

いまここでやる意味…?

 

ってなってるけど、ないしょ。黙って英会話楽しんでおります。

 

なつかしい文法とかやってます。

 

批判ばっかになっちゃてるけど、内臓とか疾患とかの単語教えてもらえるのはいいとおもいます!よ!ラテン語のまんま残ってるのが多いから発音もよーわからんしね…。

 

はい、こんなところで、終わります。

 

さ、あしたもがんばりましょうー

 

学校の実技

こんばんは。meiです。

日が落ちるとすこし肌寒くなってきましたね。秋がすぐそこですね〜。

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(↑"Iron cafe"さんを訪れたとき撮らせていただいた作品…素敵。)

 

ただいま帰り道ですが、腰と右足がツライよぉ…!!えーん。

大学生のときからなんですが、いまだに疲れると「んもー!」って感じでツライです。語彙力がないな笑。

 

この痛みはわたしの家族の方言では「やめる」っていいますね。なんか、ズキズキするわけじゃないけど居ても立っても居られない、どうにかしてーという感覚の時使います。

「やめる」せいでなかなか眠れなかったりします。

 

「やめる」ってたぶん三重の方言だと思うんですが、知ってるひといらっしゃるかしら。。

いままで家族以外に意味が通じた試しがないです…笑。

 

ああ、座りっぱなしってツライね。

 

 

 

今日は学校での実技授業の進み具合を書こうと思います。

 

 

4月に初めて鍼を持って早5ヶ月が経ちました。

週2コマの実技では何をしてきたのでしょうか〜?

 

☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆

片手挿管 

片手で鍼管という金属の管に鍼を挿れる練習

 

弾入

挿管した鍼を糠枕に指でトントンと“弾むように”刺入

 

送込み

刺入した鍼をそのままスーっと深く刺す

 

撚鍼

刺入した鍼を捻りながら深く刺す

 

浮き物とおし

水の上に浮かべた果物や野菜に鍼を刺す練習

 

型物とおし

木の板などに鍼を刺す練習

 

対人鍼

文字通りクラスメイトを相手に鍼を刺す練習

 

もぐさの捻る練習

もぐさを適度な大きさ、硬さに捻る練習

 

もぐさの竹点火

捻ったもぐさを竹の上に置いて点火する練習

 

もぐさのティッシュ点火

もぐさをティッシュの上で点火するが、ティッシュを貫通させない=熱さの調節

 

☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆

 

と、ざっとこんなところでしょうか。。なんか抜けてる気がしますが。

 

 

そして9月の休み明けに行われた前期の期末テストでは、

 

・1分間に弾入が6回以上できるか(片手挿管で)

 

・指定された経穴(ツボ)に正しく刺入できるか

 

・1分間に米粒大のもぐさを9壮以上作れるか

 

・1分間にもぐさのティッシュ点火が穴を開けずに4壮以上できるか

 

が試験されました。

 

試験の後からは上に書いた捻って入れる鍼、つまり撚鍼や、全身の筋肉と経穴の場所を覚えるため皮膚に図をお絵かきしていく作業を始めています。カキカキ。

 

 

後期は実技が3コマに増えます。

2年3年になればさらに増え、

最終的には毎日実技があるとか。

 

他の学校の内容がわかりませんので比較は出来ませんが、そういえば校長は「ウチは実技に力を入れている」と言っていました。

 

ご参考までに、こんな感じです。

 

 ***

 

実技は、正解があまりありません。

先生によって重要視するポイントも違うし、反対のことを言われたりもします。

 

それはそれとして、まずは色々スポンジのように吸収したらいいのだと思います。きっと。

 

 

小さなことからコツコツと、コツコツと!

 

 

では、今日もこのあたりでおやすみなさい。。

明日もいい一日をお過ごしください。