お久しぶりです。^^
ここにきて一気に寒くなりましたね。
個人的には秋が一番すきな季節なので、こんなに冬が駆け足で迫ってくるのは
あまり喜ばしくありません。。
今日は短めに、簡単に、
これまで読んできた書籍からいくつか
私が読んで良かったなと思った本を紹介します。
まずは
東洋医学系の本たちから。
あ、ちなみに紹介する順序はたまたまです。
(おすすめ順位ではないです。)
1、『東洋医学講座』By小林三剛
三剛先生といえば易、そして積聚治療。
こちらの本は1巻〜15巻?くらいある大作ですが、
東洋鍼灸専門学校の図書館には全部あるはずなので
好きな場所だけ拾い読みするもよし、
全部読破するのも(かなり時間がかかりそうですが)とても良いと思います。
とくに前半は東洋医学そのものの考え方が非常にわかりやすく書いてあります。
東洋医学といっても根源は東洋思想・哲学です。
三剛先生は陰陽論はもちろん、三才(天人地)、五行・・と学校ではちょっとすっとばすようなところも丁寧に書いてくれています。
2、『TAO 鍼灸療法』雑誌 By(編集発行)寄金丈嗣
91年から2001年まで発行されていたとか。
これもトウシンの図書館にあります。
(色んな意味で?)著名な寄金先生が編集発行されています。
とりあえず、おもしろいです。
いまじゃ考えられない「そんな治療やってたの?!」ってものまで載ってたりします。
伝説のように語られる明治時代の先生方の対談があったりして、
あ、ちゃんと実在したんだ・・・と、笑
人の温度が感じられて、読んでいて楽しかったのを覚えています。
編集の寄金先生は、辛口毒舌で鍼灸業界をバサバサ切ってくださる痛快なご意見番(?っていったら怒られる?)ですが、
学校での鍼灸にとらわれず、鍼灸ってそもそもなんだろう・どんな世界なんだろうという疑問を抱いてしまったそんなあなたにもおすすめかもしれません。
3,『臓腑経絡学』 監修By藤本蓮風
こちらはより実用的な本ですね。
北辰会さんのテキストです。
流派とか気にする方は手に取りにくいのかもしれませんが、?
経絡だけでなく経筋とか別絡とか全部の流注が一括で見やすく図にしてくださってあり、
解説では類経が抜粋されていて便利だし、
蓮風先生の臨床での経験が語られていたり、
普通に読み物としても楽しいと思います。
わたしも会員ではありませんが、
これだけの知識とそれを体系立ててくれた先人の力に敬服です。
卒業してからもしばしばお世話になってます。
以上、3つ書籍をあげてみました!
ピンときた本があったらぜひ手に取ってみてくださいね^^
本って全部読まなきゃって思うと苦しいし絶対無理なんですが、
ちょっと手に取ってぱらぱらめくるだけでも
良い出会いになったりすると思うんですよね。
なので極端な話
学校にある図書館の本はとりあえず気になったのは
全部手に取ってパラパラする、
というのもおすすめかも。。
それでは、
寒の邪が身体に侵入しないよう、油断せず養生してください^^
良い1日を*~*