鍼灸 、専門学校生、東洋医学、

メイ、鍼灸師になるってよ。

2017年4月、女25歳。鍼灸専門学校入学をきっかけにはじめたこのブログ。2020年ついに鍼灸師としての一歩を踏み出します。

身体の不思議・命の神秘

横須賀に住み始めて約1週間が経ちました。

 

こんばんは、めいです。

 

いきなり本題ですが、

 

ちょっと前にテレビの特集で、

すんごくドキドキしちゃった内容があったんです。

 

まず人間の受精ってどこでするかご存知ですか。

卵管膨大部です。(卵管のちょっと膨らんだところ)

子宮じゃないですよ。

 

子宮は内膜を厚くしてそこに受精した卵子がフワッと着地する場所を作ってるんです。

 

よく”受精卵専用のふかふかベッド”って喩えたりするんですが、

 

その番組では近年の新しい発見として、

そのベッド(内膜のこと)が卵子を選択的に着床させているという事実・・・!!

 

要は、より良い状態(それが何をもって判断されているのかはまだ謎・・)の受精卵を子宮内膜が判断して、よくないと判断した受精卵は流していると言う。。。

 

すごくないですか?!!

 

え、すごくないですか・・・・(2回目

 

(参考:

http://www.yamaguchi-endocrine.org/pdf/kajiwara161227.pdf

)この論文自体は数年前にすでに発表さてるー。驚。

 

あの、

流産ってもちろん、当事者には辛い出来事ですし、命をモノのように見ているつもりはありません。

ここでは人間という、とある生物としての視点で話してると思ってくださいね。

 

 

生殖機能についてはこういう感動するような神秘的な話がいっぱいあるんです。

 

 

 

卵巣の近くに卵管采と言う器官があります。

 

卵巣から卵子はポンっと飛び出るんですが、(毎月左右交互に)

この時、卵巣から卵管はちょっと離れてるんですよ。。。

 

だから卵管サイってやつがキャッチしに行くんです。

卵巣を覆うように手が伸びていく感じなんです。

イソギンチャクのような手が。。

 

身体は精密も精密、

なので普通なら問題なく卵巣は卵管に移動しますが、

 

なんらかの体の機能に問題があると、このキャッチをミスすることがあるんです。

(ピックアップ障害というよ)

 

え!?

 

よく考えてみてくださいね。

病理とか原因とか考えるのはちょっと置いといて、

 

単純に生き物として、

子孫繁栄って一番に優先されることだから

生殖だけ考えたら、

生存率上げるためなるべく効率や正確な方法を選ぶはずでは?

 

卵巣から生まれた大事な大事な卵子を、

直接卵管につなげて送った方が良くないですか?

 

なんでわざわざ離して、わざわざ卵管サイにキャッチさせるんでしょうか?

 

不思議です。。

 

こういうこと考えても意味ないかもしれないけど

すっごくワクワク興奮しませんか。

 

生命って私たちの脳みそで考えられる小さな枠の中では

到底捉えらきれない

大きな仕組みの中にあるのだと思うのです。

 

その生命をいただいて今を生きている。

このなんのためかよくわからない人生も

この面白くて馬鹿馬鹿しい人生も

時には賞賛され歓迎される人生も

 

みんなこの生命の不思議・神秘の中で生まれ生きている。

 

うわー。すっげーなぁ!

 

満点の星空の下で大の字に転がりたい気分です。