鍼灸 、専門学校生、東洋医学、

メイ、鍼灸師になるってよ。

2017年4月、女25歳。鍼灸専門学校入学をきっかけにはじめたこのブログ。2020年ついに鍼灸師としての一歩を踏み出します。

「忙しい」を言い訳にしていないか。

じつは最近転職をしました。

 

より自分の肥やしになると思って、すこしチャレンジングなお仕事だけど、思い切ってトライしてみた。

 

それもこれも友人からの紹介だったから、まるで自分の力ではなくてご縁を棚から牡丹餅のように頂いたので、

ただただ、感謝しかありません。

 

とりあえず、兎に角にも、、転職できて良かった。

 

忙しいけど、刺激のある仕事。

 

忙しいけど、パワフルなメンバーのいる職場。

 

学校は遅刻が増えるけど、これまで想像もできなかった貴重な機会。

 

 

…たまに、聞かれる。

鍼灸師を目指してるのになぜ関係ない仕事にこだわるのか。(こだわってはないが)

 

 

 

まず現実的に

夜間の学校の学費と生活費のため仕事は続ける必要があるから。

 

もし治療院とか、リラクゼーションなどなにかしら経験値になりそうなお仕事が同じくらいのお給料を頂けるなら、やる。たぶん。

 

でもそれはほぼ不可能。。

 

お金も大事だから、仕事はジャンルが違ってもやる。

 

あとは、

一見関係ない仕事にみえても、勉強になることはたっくさんある。

それが鍼灸師になっても生きると思う。

これまで色んな関連がなさそうなことに手を出したりしてきたけど、それらがいつか結びついてすんごく面白いことになる気がするから。

 

鍼灸の業界はどちらかと言うと保守的に思う。

これまで出会った勉強会も、やはりどちらかと言うと身内大事、閉鎖的だったりする。

 

医療分野の国家政策に鍼灸はのってこない。

医療系のメディアに鍼灸は取り上げられない。

ニッチな世界だ。

 

ノウハウや経験は外からもらってきた方が早い。

だから外での時間(生業としての仕事)も大事にする。

 

だから、1日の時間を費やす割合は

仕事:学校=3:1 くらいだ。

 

 

 

…。

ん?

いや…ちょいちょい。待て待て。

 

3:1で満足なのか?

忙しく仕事をする理由は言い訳になってはいないか?

 

忙しいことを疲れの言い訳にしていないか?

疲れを気分が落ち込む言い訳にしていないか?

 

弱い自分は許してあげよう。。

 

でも気付かないふりをして自分のやっていることを言い訳の材料にしてはだめだ。

 

自戒として。

 

なぜ鍼灸なのか。

こんにちは。meiです。

 

 なぜ鍼灸を学ぶのか。

鍼灸師を志した理由を書くと去年宣言したのに、まだ書いていませんでした。

今更ですが、よかったらお付き合いください。

(去年書いたのがこちら↓)

 

meitori.hatenablog.com

 

 

 

「ショックが原動力になる」

鍼灸を学ぼうと決めたきっかけは、もう単純に、この人の力になりたい or 助けたい!と思う出来事があったから。かな。。

 

*−*−* 

わたしは留学から帰ってきた大学の5年目に、後輩のサポートをすべく大学の部に顔を出すようになりました。

 

ボート部(あ、そうなんです。ボート部でした。)はちょっと特殊で(たぶん)、週に11練習とかあります。

寮生活のように部員みんなが同じ屋根の下で暮らし、同じ釜の飯を食う。

早朝は4時起き、日の出とともに練習、学校から直帰してまた練習。

大量のご飯と格闘して、

9時に消灯。

 

楽しい(?)けど、9割くらいキツイ。

 

キツイのは承知で入部してきた猛者たちも、

練習の疲労と、頑張らなきゃというプレッシャーと、なかなか比例しない結果に落ち込みます。

心身の不調は少なくありません。

 

そんな中でも、ちょうど私がサポートに入っている時期に、やたらと心因性と思われる体調不良が多くなる時期がありました。

 

後輩たちは、誰もがエネルギーと賢さに溢れた素敵な若者です。(くさいかもだけど、いや、ホントに、そうなの。)

 

そんな子たちでも、頑張りたくても頑張れないくらい鬱々と苦しく暗いトンネルに囚われてしまうことがあるんですね…。

 

目の前で彼、彼女たちの苦しさに気づいていながら、わたしは手を差し伸べたくても出す手がありませんでした。

話を聞くしかできない。

 

もう単純に、スキルが欲しいと思った。

人を癒す力が欲しいと思いました。。

 

(というか、実際、指導者としては(名ばかりでも)かなりアウトな状況だったわけで。。。。)

 

この、目の前で大事な人たちの笑顔が見えなくなっていく、っていうのが、自分にとってショックだったんだと思います。

 

 

…感動が人を動かすように、ショックにも(大抵ネガティヴとはいえ)同じようなチカラがあるんだなぁと実感しました。

 

逆境に置かれた人が大きな力を発揮するのも、納得です。

 

 

はい。

…こう言った経緯で、、私は「原動力」を得ました。

 

 

「じゃあなんでそこで鍼灸なんだ?!」っていうのは、

以前「鍼灸との出会い」を書いたように、

 

心・身は切り離して考えてはいけないって思っていたのと、

自分が鍼灸の効果を実感していたってことと、

 

そして東洋医学の考え方が、身の回りの人たちに限らず、現代そしてこれからの時代に

なんとなーく必要なんじゃないかと感じていたからです。

 

***

 

その後…

いろいろ調べるうちに鍼灸業界はもちろん、それに類する補填医療、もしくは巷のリラクゼーション業界含めて生業にするには少々問題が多くありそうなのを知った私は

 

大学卒業後すぐ専門学校へは行かず、

「整体」と「リラクゼーション」の混ざった?ある会社にまずはお世話になるのでした。

 

この話は、また今度。。

 

***

 

 

以上、私が鍼灸師を志した理由でした。

 

鍼灸学校に入るとだいたい、数ヶ月はこうゆう話になります。

やっぱり自分が鍼灸のお世話になったからという人は多いですね。

 

 

学校の3年間というのは、

学校での準備期間のことです。

国家試験を受けるための。

鍼灸をやるのは一生です。一生勉強です。

(どんな分野でもそうだけど。)

 

鍼灸師を志すのは、

人生のどこのステージにいても、誰にとっても割と大きな決断ですよね。

 

もし鍼灸やってみたいと考えている人は、

ぜひ勇気を出して、いろんな人に自分の考えを聞いてみてもらってはどうでしょうか。。

 

 

それでは、今日も素敵な1日をお過ごし下さい。

 

 

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子どもって何か不思議な力を持っている

みなさん、こんにちは!いいお天気ですね。

 

6月に入り、気温も上昇し、そろそろ湿気を感じる季節となってきました。

植物も生き生きと、生命力を輝かせています。

 

二十四節気でいうと小満になりました。

 

小満:あらゆる生命が天地に満ち始める、という意味の節気。

 

🌞

 

いきなりですが、昨日見かけたあるこどものお話。。

 

電車にのって向かいに座っていた親子。

 

子どもはどうやら電車が大好き。

 

「あ、いまの音楽○○駅と似てる。あの駅はこうだよ、タンタン♪♪♪ ♪♪♪…」

 

「あ、○○駅もこんな形だったよね。あ、○○系だ。」

 

すげー、と思いました。

 

次から次へと駅名や音楽や電車の種類が出てくるから。

 

好きこそ物の上手なれとはいいますが、

 

子どもってすげえなぁ。。しみじみ。

 

そしてもうひとつ、

愛がすごいです。純粋さというべきなのかなぁ。。

子どもから親への。

表面的というよりかは、すごく深いところの。

(小さければ小さい子ほど顕著に感じます。)

 

さっきの、その男の子が話してる間、お母さんお父さんはほとんど無反応なのです。

 

きっといつもどおりだから、驚きもしないのでしょう。

でも男の子は明らかにお母さんに聞いて欲しいって雰囲気です。

 

お母さんに聞かせてあげたい、面白いから。

そして聞いて欲しいと、僕を見てーって言ってるような感じでした。

 

ちょっとご両親の反応はさみしい感じでしたが、

その子は無邪気に話し続けていました。

 

(その子の、さみしい様子も見せずお母さんに話し続ける対応は、なんだか少し、大人びてるようにも見えました。)

 

…子どもは、親を選んで生まれてくるってことを聞いたことがありますが、

ワタシ結構信じています。

 

…子どもはお母さんの力になりたくて生まれてくるとも、聞いたことがあります。

これも信じちゃってます。

 

(だって、小さいこどもってふとした瞬間に悟ったようなこと言ったりしませんか?

なんでそんなこと知ってるの?!ってびっくりすることありませんか?

 …わたし子どもまだいないんですけどね笑)

 

そんな事を信じているワタシからすると、その子の振る舞いは愛だな〜と感じたわけなんです。

親から子に対する愛もそりゃ、、だけど

子どもの親に対する純粋な愛もまた、畏敬の念を抱かせます。。

 

 

 

。。。

鍼灸と全く関係ないのですけど、笑、たまにはこんな日記でも良いではないか。

 

でわ、今日も良い1日を!

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新☆2年生

2年生になりました!

お久しぶりです。

 

 

授業は実技が一コマ増えて週3回になりました。

 

そのうちの1つは、鍼灸科しかないけっこう名のある先生がいらしてくださる特別な授業となっています。

 

その先生のことは、よく存じ上げなかったのですが、

 

授業で手技や治療を拝見するとやっぱり、すごい!と感激します。

 

鍼灸は、やはり楽しい!

 

そう思わせてくださる先生です。

 

その他の授業も去年に比べるとレベルがぐぐっと上がって、より楽しくなってきています。

 

さーて、がんばってついていかねば!

 

 

 

 

ところで最近、身の周りで様々なことが「変化」する時期のようで、なにかと忙しく、しかしワクワクして過ごせています。

 

春の陽気でしょうか。

 

脈もいつもより元気に(?)浮き気味で打っています。

 

よかったら、みなさまもちょっとご自分の脈をさわってみてみてください。

 

1年とおして感じることができたら、わたしたちも自然の一部として動いているのが、実感できるかもしれません。。

 

 

 

*こちらの写真は甘草です!わたし甘草さんの姿、初めて拝見しました…。

山梨にある甘草屋敷にて。

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国家試験

こんばんは。

 

このブログを始めて1年が経ちました。

 

ちょっと見返して見たんですけどね、

 

わたしったらほぼ毎回、

 

あっという間に…

 

とか

 

いつのまにか…

 

って言ってるんですよね。。笑

 

わたしがどれだけ時の過ぎ去る早さを訴えたかったかがお分かりになりますでしょう笑笑。

 

 

ところで、

あと2年後の今頃は国家試験を終えて結果をドキドキしながら待っているところですね。

 

今年の国家試験はどうやら難しかったようですよ。

合格率が4割を切る学校も出そうだとか。(ひでーな)

 

ロッカールームでは

 

「来年頑張る」

 

という3年生とおぼしき方々の声も…

 

国家試験は現役合格が原則です。

 

浪人では合格率がガクッと下がります。

 

モチベーションをキープできないのと、勉強の環境がなくなるからでしょう。

 

自分はそんな心配をしなくてもいいように今から対策するべし、です。

 

あと1週間で春休みになりますが、

この1年で頭に詰め込んだ知識をキープせねばなりません。

 

がんばれ。

 

 

と、まあ大変そうに言いますけどね、

 

でもさ、

鍼灸って医療なんだよね。

 

大多数にそう思われてないかもしれないけど、

 

少なくともこちら側は医療だと言ってるよね。

 

だったらこのくらい勉強しなくてどうするよ。

 

むしろ全然たりないくらいだよ。

 

お医者さまたちの努力を考えたら。

 

 

まさに、来年から鍼灸学校はカリキュラムが変わります。授業数が増えました。

 

鍼灸師も、もっともっと西洋医学的な知識が必要になってきています。

 

個人的には賛成です。

 

がんばろ。

 

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後期テストが終わりました。

お久しぶりです。meiです。

 

テストが終わりました。

 

1年次も残すことあと3週間…

 

って、えっっっ⁉️もう1年経つの⁉️⁉️⁉️

 

というくらい怒涛に過ぎ去る日々でした。。

 

あと2年後には資格を取って世に出るわけですが、

 

ここに来て不安が頭をもたげてきました。

 

「ちゃんと鍼灸師になれるのか?」

 

鍼灸師になったとして、どんな風に働きたいのか?」

 

もちろん入学時点でもある程度ビジョンを持って入ってきてるわけですが、

 

ここで一段とリアルに自分のこととして迫ってきました。

 

いままではどこか遠いこと、まるで他人事(というと言い過ぎだけど)のように夢を描いていたようです。

 

パンパンっっ(じぶんのほっぺを叩く音)

 

イテっ。

 

すこし、覚悟が深まりました。ほんの少し。

 

腹を据える感覚は、結構好きです。

 

深く、息を吸って、深く吐く感じ。

 

ふぅぅぅぃぃ〜。

 

テストの結果をビクビクしながら待っているのですが、

 

ひとつ、物申したい。

 

再試になると5000円を払わなければならないのです。

 

怒り新党

 

もとい、怒り心頭である。

 

肝が破れそうである。

(五行論において肝(臓)は怒と対応しているので、あんまり激おこプンプン丸だと肝を痛めるのです。)

 

授業料、払ってるのにまだとるの?

テストは授業ではないと?

そもそも入学パンフにそんなこと書いてないだろう?

ぼったくりバーか!

 

…と思うのは私だけ?

 

お金払いたくないなら受かればいいと。

 

ええ、そうでしょうとも。

 

しかし、テストは習熟度の確認のためですよね?

 

脅すの…?脅さないと勉強しない人の集まりなの…??

 

なんかもう…イライラし疲れちまうわ。

 

 

こんなこともあります、鍼灸学校。

 

 

 

テストお疲れ様でした。

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美容と健康

最近、「美容鍼」が流行っていますよね。

 

(あれ?流行ってない?アンテナがあるからそう感じるだけ?)

 

美容と健康っておそらくどんな時代でも

かなり強力な引力があります。

最強の市場かもしれない…

 

わたしは健康があっての美容と思ってましたが

 

先日、髪を切ったとき。

 

シャクシャクとハサミで整えられて綺麗にしてもらうってとても快感なんですね。

 

気分がパァっと晴れました。

 

 

年始からね、なんだかモチベーションがただ下がっていたんですけど…そんなじぶんに嫌気がさしてさらに落ち込むという悪循環…というときにね、

 

久し振りにボサボサ頭を整えてもらったら、

 

なんか元気出たんだ。

 

綺麗になるってバカにできない。

 

紳士淑女のみなさま(ええ、もちろん男性だって!)よかったら鍼で綺麗に健康になってください。

 

 

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